児童発達支援サービスの概要
対象 |
通所受給者証をお持ちの方、または取得見込みの方 |
利用日 |
月曜日~土曜日 |
利用時間 |
10:00~17:00 利用時間については、個別支援計画に沿ってお子さまの体調や利用状況を見ながらご相談させていただきます。 |
送迎 |
なし |
長期休暇 |
ご相談させていただきます。 |
1日の流れ
月曜~土曜日
学習指導に重点を置いた支援を行います。
また、お子さま一人ひとりの得意・不得意を把握しつつ、成長を見ながら、60分しっかり指導していきます。集団学習などの学習スタイルを組み合わせながら指導します。
No |
時間 |
指導内容(例) |
授業形態 |
1 |
10:00-11:00 |
*後述する個別支援計画に基づいて指導内容を取り決めます。 *リタリコ教材をベースに各種指導を行なっていきます。 |
お子さまの成長を見ながら、以下のいずれかの形態にて進めていきます。
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2 |
11:00-12:00 |
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3 |
13:00-14:00 |
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4 |
14:00-15:00 |
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5 |
15:00-16:00 |
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6 |
16:00-17:00 |
用語の解説については以下をご参照お願いします。
No |
用語 |
説明 |
1 |
微細運動 |
手指の細かい動きのことで身の回りのことをするために必要な動きとなります。発達障害がある人の中には、手先が不器用で、微細運動の発達に課題がある場合が見られます。微細運動の発達を促すための運動を行います。 |
2 |
SST |
SSTとは、“Social Skills Training”の略で「社会生活技能訓練」や「生活技能訓練」などと呼ばれています。小児の分野では「社会的スキル訓練」、教育の分野では「スキル教育」とも呼ばれます。 |
3 |
ビジョントレーニング |
ビジョントレーニングとは、ものを目で捉える力を高め、見たものを正しく認識したり、体を自分のイメージ通りに動かしたりする機能を高めるトレーニングとなります。黒板を写すのが遅い、文章内の同じ行を何度も読んでしまう、ボール運動が苦手…これらの問題をビジョントレーニングを行って改善していきます。 |
ご利用開始までの流れ
ステップ1)お問い合わせ・ご相談
WEBフォームより受け付けております。↓
ステップ2)ご希望のヒアリング、 お申込み方法のお伝え
サービスに関するお問い合わせや教室のご案内はもちろん、子育ての悩みにも対応できますのでお気軽にご相談ください。↓
ステップ3) ご利用のご案内までの待機期間
クラスの空きがありましたら体験授業や面談をご案内いたします。その後、通所受給者証の発行・お手続きができ次第ご利用可能です。↓
ステップ4)見学・体験
雰囲気や授業の進め方などを実際に見学したりすることができます。その際、不明点やご質問など、分からないことがありましたらお気軽にお尋ねください。クラスや曜日・時間帯のご提案、保護者さまの指導方針やご希望を伺い、お子さまの特性に合わせて、今後のプランや指導方法などをご提案します。
ご利用のクラスの仮押さえ、及び、クラスや曜日・時間帯が決まり次第、通所受給者証の申請に進んでいただきます。
↓
ステップ5) お手続き
受給者証の申請の実施。*通所受給者証とは、「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。
療育手帳とは別のものですのでご注意ください。
通所受給者証にはサービス種別、保護者とお子さまの住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)、負担上限月額が記載されます。
本児童発達支援所をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要になります。
申請時に利用教室・利用頻度の情報が必要になるため、それらが確定次第の申請となりますが、申請をスムースにするため、事前にお住まいの市区町村へ必要手続き・書類の確認をしておくことをオススメします。(特に医師の意見書等が必要な場合、利用確定前から準備できることがある場合がございます。)
▼自治体へ相談
市区町村窓口に相談→サービス等利用計画の作成(※自治体によって異なります)→支給決定※申請から支給決定まで1~2ヶ月かかることがあります。
やり方が分からない方は後述の「受給者証取得について」を参照お願いします。
↓
ステップ6) 契約・ご利用開始
ご契約にあたって、ご契約手続きやご利用方法などのご説明をいたします。その後、ご利用開始し、お子さまへのご支援がスタートします。定期的に支援計画書の見直しをしながら、一人ひとりの成⻑に合わせたサポートを行います。
ご利用料金の目安
児童福祉法に基づき、利用料の10%が利用者ご負担となります。
(90%は受給者証を発行する自治体負担となります)
ただし、受給者証の利用者負担上限月額内の負担になります。
幼児教育の無償化などの適用により条件によっては負担額が0円となる場合もあります。
詳しくは面談時にご説明させていただきます。
受給者証取得について
受給者証をお持ちでない方は、以下の手順にて受給者証の申請、取得が可能になります。
他自治体の場合若干の違いが有り得ますので、事前に市役所の管轄部署へお問い合わせください。
不明点がございましたら、弊社でも取得に際しての手続き支援を行わせていただきます。
受給者証取得の流れ
STEP1)事業所へのお問い合わせ/申請
まずは事業所にご相談ください通所支援利用を希望する場合は、申請を行う前に、利用予定の通所施設またはサービス提供事業所に事前に見学及び相談をし、受け入れが決まりましたら、児童発達支援事務所に申請してください。なお、申請に必要な持ち物は、申請内容により異なりますので、児童発達支援事務所にお問い合わせください。
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STEP2)通所受給証が発行されます/利用開始
申請後、市役所(区役所)で受給者証が発行されます市役所(区役所)から通所給付決定を受けましたら、通所受給者証が発行されます。その受給者証を持って利用予定の通所施設又はサービス提供事業所と契約を結び、利用開始となります。
↓
STEP3)利用負担
利用負担額について利用にあたっては、原則利用に要する費用の1割が自己負担となります。ただし、利用者負担額には上限額があり、市民税の課税状況により利用者の属する世帯ごとに異なります。また、非課税世帯の方や生活保護世帯の方は1割負担も免除されます。
支援の流れ
STEP1)アセスメント
お子さまの好き・嫌いや得意・苦手、お子さまに対するお悩みや心配なこと、できるようになってほしいことなどをヒアリングさせていただき、分析した上で、お子さまの発達上の課題や特性を適切にとらえていきます。↓
STEP2)個別支援計画作成
アセスメントをもとに、お子さま一人ひとりの課題や成長テーマに合わせた個別支援計画を作成します。保護者の方のお考えやご要望もおうかがいし、支援の方向性を定め、お子さまの状況や特性にそって、長期目標・短期目標を設定し、支援内容の選定をおこないます。
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STEP3)授業の実施
個別支援計画をもとに授業をおこないます。「できた!」を積み重ねて自信につなげ、お子さまが楽しく学べるように支援の工夫をしていきます。
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STEP4)計画の更新
毎回の授業ごとに個別の支援記録をとり、定期的にお子さまにあった内容であるかの見直しをおこないます。お子さまの成長や変化にあわせ、“今”一番必要な支援が何かを検討し、適切な支援をおこなえるように計画・内容・方法を随時更新していきます。